ムートの備忘録

短歌の感想文書いたり、自分が忘れたくないことを書いていきます。

「コロナになって久しいな」先日見つけた発見

マスク着用喚起のポスター留める画鋲は錆びていた

 

先日、雨の日に少し足を延ばして神社に参拝に行きました。廂の下にすすけたポスターが貼ってあり、マスク着用をだれもいない境内に向かって呼びかけていました。少し物悲しくもありましたが、なんだかいいなって感じた瞬間を取り出してみました。

 

ベイブレードのバトルフィールド場

ベイブレードをゴーシューするためのプラスチックでできたバトルフィールド場に関する思い出です。

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ベイブレードフィールド

 

小学生だったためとにかく扱いが雑だったのでしょう。あちこち割れていたり、それをセロテープで補修するため、フィールドはがたがたになっていました。

最終的には真ん中の部分に穴が開いてしまい、どちらがその穴に先にハマらないかの勝負になっていました。

本来の遊び方からは乖離していましたが、それでも楽しかったですし真剣にどうすれば勝てるか考えていました。懐かしい。

お久しぶりです。

プライベートがバタバタしておりましたが、大分落ち着きました。また少しずつ再開していきます。

 

さて、最近御朱印集めで神社をあちこちめぐっています。

間違えした。神社をあちこち巡って御朱印を頂いています。目的と方法が逆になっていました。

たまに本質が何かを忘れてしまうことがあります。俯瞰的に立ち返ることができる人間になりたいな。以上

 

 

 

グッと寒くなりました。こんな短歌を見つけました。

こんにちは。ムートです。

今日も永井祐さんの広い世界と2や8や7から

 

冬の街あるいてゆけば増強された筋肉みたいなダウンジャケット

 

 

ダウンのもこもこさや温かさをコミカルに描写しています。読んでくすっとなりました。もしかして街の真ん中を王様のように胸を張ってずんずん歩いているのでしょうか。

特に秋から冬に移って、その冬初のダウンを着たときにはダウンジャケットの心強さみたいなものを強く感じます。私自身も通学にはダウンを使っているのですが、その心強さや温かさを増強された筋肉に例えられる永井さんは本当にすごいなと感じます。

お久しぶりです。初投稿の記事をやり直したい。

お久しぶりです。ムートです。

今週のお題「忘れたいこと」は初投稿のブログ記事です。

 

qeqtan.hatenablog.com

 

永井祐さんの短歌に感動。その感動をだれかに伝えたくて勢いのままに書きました。本当に思いつくまま。記事を投稿して次の日、読み返してすごく、すごく恥ずかしかったです。

どれくらい恥ずかしかったかというと、それが原因で約三か月このサイトを開くことができませんでした。最近になってやっとその傷がいえたので久しぶりのブログ再開です。

よろしくお願いしますー。(初投稿の記事はなんとなくもったいなくて消せませんでした笑)

永井祐さん、なぜそのことを!?ヤギばかの短歌感想文。

こんにちは。短歌を詠んで読書感想文みたいな投稿をしていきます。ムートです、よろしくお願いします。初投稿にあたって最初に注目する短歌は決めていました。

 

永井祐さんの「広い世界と2や8や7」から次の短歌です。

 

 

「ヤギ ばか」で 検索すると 崖にいる ヤギの画像が たくさん出てくる

 

 

真っ白な表紙のこの本を何気なく本屋で手に取って、ぱらぱら中を見ていくと119ページ左にあるこれを発見しました。衝撃を受けました。すぐに本を購入してここから短歌の世界に、短歌の沼にはまっていたように思います。

 

 

初見で出会った時には単にクスッとする、ヤギを小ばかにする首かと思いました。わざわざ崖という住みにくい場所を選び、暮らすヤギ。あえて強い言葉を使えば、間抜けで馬鹿な(山羊なのに)存在としてヤギのことをとらえました。

 

しかし、瞬間それだけではないことに気づきました。ヒヤッとしました。たぶんこの歌はそう考える自分に対する、もっといえば人間に対する皮肉なんだと感じました。

 

ヤギは進化の過程で自身の爪や足腰が特に発達しました。このブログのため改めて調べてみると、ほぼ垂直の壁面をよじ登るヤギの姿がありました。

natgeo.nikkeibp.co.jp

天敵から身を守り、種として繁栄するためには崖に地の利があると判断し、そこで暮らしていたのです。ヤギはヤギなりに考えて膨大な年月の中で崖生活へと変化していったのです。

 

時々こういったことをしてしまう、思ってしまうことはありませんか。(そして浅はかだったと反省する。)

 

人の挑戦や無謀だと思えるような夢を理解し、応援できるような人間でありたい。外見や偏見にとらわれず人を中身や人柄で判断できる人間でありたい。常にそう考えているにも関わらず、いつの間にか周りと同じように理解できないものにはフタをして楽なほうへと流れてしまう。バカにしてからかってしまう。

そんな自分を永井さんに見透かされているような感覚に陥りました。そのためこの短歌を詠んだとき私はゾクッとしました。いままで必死に隠してきた自分の”人間らしさ”のような部分を見抜かれていたから。

 

 

 

 

 

もしも「○○(自分の名前) ばか」で検索したらどこで何をしている自分の画像が出てくるんでしょうか。

 

まず先ほどの頑張る人を馬鹿にする自分はヒットするでしょう。他にはやりたくない仕事をする自分の姿でしょうか。気まずい空気を察知して愛想笑いしている自分かもしれない、もしくは好きな人にどぎまぎする自分やファストフードを食べる自分?通学電車に乗ってうとうとする自分?ブログを書いている自分?

自分のあたりまえだと思っていることがもしかしたら誰かにとってばかなものとして映るかもしれないですね。

 

反対にヤギなどの動物たちや地球がパソコンを使って「ヒト ばか」で検索したらどんな人間が出てくるでしょう。

 

大喜利でも真面目回答でも構いません。コメントお待ちしています。

 

 

今回紹介しました永井祐さんの短歌集「広い世界と2や8や7」は短歌に興味がなくてもかなり楽しめる作品だと思います。自分が小学生ならこれで読書感想文書きたかったなあ笑

 

【追記】

こちらのブログで短歌感想文などの更新を始めました。この短歌の感想文も追記しているので、覗いてみてください。

mute333.com